内陸アジア史学会

SOCIETY OF INNER ASIAN STUDIES
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  第36号(2021年3月)
 
 論文
  • 19世紀後半ハルハ = モンゴルにおけるモンゴル人兵丁の経済活動・・・・・・谷川 春菜
書評
  • 植田暁『近代中央アジアの綿花栽培と遊牧民―GISによるフェルガナ経済史―』・・・・・・秋山 徹
  • 楊海英『モンゴルの親族組織と政治祭祀 オボク・ヤス(骨)構造』・・・・・・宮脇 淳子
  • 吉田順一『モンゴルの歴史と社会』・・・・・・森川 哲雄
新刊紹介

彙報
  35号(2020年3月)
 
 追悼文
  • 堀直さんのご逝去を悼む・・・・・・松田 孝一
論文
  • 清代モンゴルにおける塩湖の帰属――アラシャ旗,ウラド間のハルザン・トリ塩湖の争奪から――・・・・・・金 来
  • 清代外モンゴルにおける牧地境界オボーの持つ機能――道光年間の諸事例を手掛かりに――・・・・・・朝魯孟格日勒
書評
  • 大塚修『普遍史の変貌―ペルシア語文化圏における形成と展開―』・・・・・宇野 伸浩
  • Yumiko Ishihama et al. The resurgence of "Buddhist government": Tibetan-Mongolian Relations in the Modern World・・・・・・小松原 ゆり
新刊紹介

学界情報
  • 内陸アジア関係学会・研究会等の活動状況
彙報
  34号(2019年3月)
 
 追悼文
  • 長澤和俊先生のご逝去を悼む・・・・・・荒川 正晴
論文
  • ティムール朝とバダフシャーン政権――ティムール朝在地支配勢力支配の解明に向けて――・・・・・・八木 啓俊
  • 清初におけるホンタイジの対チャハル政策・・・・・・梅山 直也
  • 康熙元年のザサグト=ハーン殺害事件と清朝―ハルハ左翼の交渉過程・・・・・関根 知良
  • 青海モンゴル盟旗制支配をめぐる清朝の政策方針――18世紀前半の牧地の画定からみる――・・・・・岩田 啓介
  • 清代モンゴルのフレー以南14駅站に関する基礎的考察・・・・・中村 篤志・Sh. ムンフバートル
書評
  • 高井康典行『渤海と藩鎮―遼代地方統治の研究―』・・・・・藤原 崇人
  • 塩野崎信也『〈アゼルバイジャン人〉の創出―民族意識の形成とその基層―』・・・・・長縄 宣博
  • Scott C. Levi. The Rise and Fall of Khoqand: Central Asia in the Global Age 1709-1876・・・・・高倉 駿
新刊紹介

学界情報
  • 内陸アジア関係学会・研究会等の活動状況
彙報
 33号(2018年3月)
 
 論文
  • バクトリア人羅姓墓誌の基礎的考察・・・・・・福島 恵
  • 清朝宮廷における内務的旗人の存在形態――朝鮮旗人チャンミンとその一族を中心に――・・・・・・林 慶俊
  • 1842年ガージャール朝使節団のヒヴァ派遣――シーア派捕虜解放問題と英露両国の関与について――・・・・・塩谷 哲史
  • ゴルロス前旗乾安県における土地開墾の交渉と測量――近現代東部モンゴルにおける旗内での県設置の一事例――・・・・・包 苓春
研究ノート
  • ロシア科学アカデミー公文書館所蔵チベット文三書簡の歴史的意義・・・・・石濱 裕美子・井上 岳彦
書評
  • 福島恵『東部ユーラシアのソグド人―ソグド人漢文墓誌の研究―』・・・・・森部 豊
新刊紹介

学界情報
  • 内陸アジア関係学会・研究会等の活動状況
彙報
 32号(2017年3月)
 
 論文
  • ジノンの地位とその継承過程からみた17世紀ハルハ右翼の三核構造・・・・・・前野 利衣
  • 伊犁通商条約(1851年)の締結過程から見たロシア帝国の対清外交・・・・・・塩谷 哲史
研究ノート
  • ラーンプル,ラザー図書館所蔵『歴史集成』(『集史』)写本「元朝宮殿図」簡報・・・・・・松田 孝一
書評
  • 杉山清彦『大清帝国の形成と八旗制』・・・・・・鈴木 真
  • 藤原崇人『契丹仏教史の研究』・・・・・・毛利 英介
新刊紹介

学界情報
  • 内陸アジア関係学会・研究会等の活動状況
彙報
 第31号(2016年3月)
 
 特別寄稿
  • モンゴル人の農耕・・・・・・・吉田 順一
論文
  • 斡里札河の戦いにおける金軍の経路・・・・・・白石 典之
  • ロシア帝国の「イラン民族主義者」アーフンドザーデの帰属意識・・・・・・塩野崎 信也
  • ニコライ・コンスタンチノヴィチ大公のアムダリヤ転流計画―英露関係とトルクメン問題の文脈から―・・・・・・・塩谷 哲史
  • グンサンノルブによる日本陸軍軍人招聘―伊藤柳太郎が招聘された経緯と背景―・・・・・・・アローハン
  • アルタイ・オリアンハイ人はなぜアルタイを越えたのか?―1930年の「集団逃亡」について―・・・・・・・上村 明(地図画像
研究ノート
  • マンネルヘイムのアジア旅行関連資料とそれに基づくチベット仏教徒の動向について・・・・・・石濱 裕美子
史資料紹介
  • The manuscript 'F' of Sir-a Tuγuji ・・・・・・・Kápolnás Olivér
書評
  • 森安孝夫『東西ウイグルと中央ユーラシア』・・・・・・橘堂 晃一
  • 高田英樹[訳]『マルコ・ポーロ/ルスティケッロ・ダ・ピーサ 世界の記――「東方見聞録」対校訳』・・・・・・四日市 康博
新刊紹介

学界情報
  • 内陸アジア関係学会・研究会等の活動状況
彙報
 
 30号(2015年3月)
論文
  • 丙氏の乱後朝鮮の対清貿易について・・・・・・辻 大和
  • ティムール朝期の「一日行程」と駅伝制・・・・・・早川 尚志
研究ノート
  • 偽経本「八陽経」写本からみた仏教文化史の展望・・・・・・小田 壽典
書評
  • 池尻陽子『清朝前期のチベット仏教政策―扎薩克喇嘛制度の成立と展開―』・・・・・・ 小松原 ゆり
  • 小沼孝博『清と中央アジア草原―遊牧民の世界から帝国の辺境へ―』・・・・・・長沼 秀幸
新刊紹介

学界情報
  • 内陸アジア関係学会・研究会等の活動状況
彙報


 29号(2014年3月)
論文
  • 武則天期「鉄勒四部の南徙」再考――『新唐書』の基礎的分析を通じて――・・・・・・西田 祐子
  • フレグのウルスと西征軍・・・・・・高木 小苗
  • 清代前期における人参採取制度と内務府商人・・・・・・孫 暁瑩
  • 『ハルハ=ジロム』における乾隆11 年法の再検討・・・・・・蒙古勒呼
  • 清代外モンゴルにおける牧地紛争の発生形態――中部二盟の諸事例を中心に――・・・・・・チョウルモングリル(朝魯孟格日勒)
  • 「七人のホージャたち」の侵入事件(1847 年)におけるベクたちの動向――カシュガルのベクたちによる防衛を中心として――・・・・・・河野 敦史
書評
  • 志茂碩敏『モンゴル帝国史研究 正篇――中央ユーラシア遊牧諸政権の国家構造』・・・・・・ 諫早 庸一
新刊紹介

学界情報
  • 内陸アジア関係学会・研究会等の活動状況
彙報


 第28号(2013年3月)
  
  論文
  • 税役から見た宋遼両族民・・・・・・洪 性珉
  • ジョチ・ウルス再考・・・・・・川口 琢司、長峰 博之
  • 清代内モンゴルの旗内社会に於ける貴族とその管理様態――ハラチン三旗を事例として――・・・・・・ブレンソド(斉英)
  • 清代中期ハルハ・モンゴル旗内の社会関係調整機能について――セツェン汗部中前旗の「離脱」案件を通して――・・・・・・堀内 香里
  • 帝政ロシア支配期のクルグズの社会経済的変容――フェルガナ州における天水農耕の普及を中心に――・・・・・・植田 暁 (地図画像
  • モンゴル人民革命党第4回大会とソ連、コミンテルン・・・・・・青木 雅浩
書評
  • 野田仁『露清帝国とカザフ=ハン国』・・・・・・澁谷 浩一
新刊紹介

学界情報
  • 内陸アジア関係学会・研究会等の活動状況
彙報
 
 第27号(2012年3月)
論文
  • ラサン=ハンによる新ダライ=ラマ六世ガワン=イェシェー=ギャムツォ擁立の背景――ラサン=ハンと青海ホシュート部首長層の抗争との関連から――・・・・・・岩田 啓介
  • モンゴル独立と青海モンゴル――西後旗のザサグ継承問題とボグド・ハーン政権の対応を中心に・・・・・・橘 誠
  • 『モンゴリン・ソニン・ビチク』(1909-1919)の発行状況と論調――近代モンゴルの活字メディアとナショナリズムの萌芽――・・・・・・ボルジギン・ブレン(布日額)
  • 「満洲国」期におけるモンゴル旗の漁業利権の変容――蒙地奉上政策との関係を中心に――・・・・・・呉 忠良
史料紹介
  • 杏雨書屋「敦煌秘笈」中の物価文書と龍谷大学図書館大谷文書中の物価文書・・・・・・片山 章雄
新刊紹介

学界情報
  • 内陸アジア関係学会・研究会等の活動状況
彙報
 第26号(2011年3月)
特集
 内陸アジア史学会50周年記念公開シンポジウム「内陸アジア史研究の課題と展望」記録
  • 趣旨説明・・・・・・梅村坦
  • 基調講演1
    内陸アジア史研究の新潮流と世界史教育現場への提言・・・・・・森安孝夫
  • 基調講演2
    モンゴル時代以降の西部内陸アジア史――実証研究の深化と展開の可能性
    ・・・・・・堀川徹
  • パネル報告
    中央ユーラシアにおける考古学研究――近20年の中央アジア・シベリア・モンゴル――・・・・・・林俊雄

    モンゴル時代以前の西トルキスタン――ソグディアナからガンダーラまで――・・・・・・稲葉穣

    ポストモンゴル時代の北アジア史研究・・・・・・森川哲雄

    近現代史研究の眺望と課題――イスラーム地域を中心に――
    ・・・・・・小松久男

    近現代モンゴル・チベット・中国東北地域研究の特質・・・・・・中見立夫
  • コメント・・・・・・桃木至朗
論文
  • 8世紀の室韋の移住から見た九姓タタルと三十姓タタルの関係
    ・・・・・・白玉冬
  • 清代外モンゴルにおける書記の養成――東部二盟を中心に――
    ・・・・・・ケレイドジン・D・シーリン(錫莉)
書評
  • 承志著『ダイチン・グルンとその時代――帝国の形成と八旗社会――』・・・・・・杉山清彦
学界情報
  • 内陸アジア関係学会・研究会等の活動状況
彙報
  第25号(2010年3月)(在庫切れ)
特別寄稿
  • 日本に現存するマニ教絵画の発見とその歴史的背景・・・・・・森安孝夫
論文
  • コーカンド・ハーン国期フェルガナ盆地におけるムジャッディディーヤの発展・・・・・・河原弥生
  • 18世紀後半期のカロンから見たチベット・清関係・・・・・・小松原ゆり
  • アラシャ旗裁判記録文書とその書式・・・・・・額定其労
  • 外モンゴルにおける1924年夏の政変について・・・・・・青木雅浩
  • 「満洲国」国立博物館の展示における「満洲色」の創出――高句麗・渤海・遼の古蹟調査を背景として――・・・・・・大出尚子
  • 「満洲国」興安総署菊竹実蔵次長の辞職について――『片倉衷文書』の分析から・・・・・・胡日査
史資料紹介
  • ヒジュラ暦732年カラコルムのペルシア語碑文・・・・・・磯貝健一・矢島洋一
紀行
  • 雲南省麗江に残る漢文化伝播の痕跡を訪ねて――清代改土帰流と麗江古城の形成――・・・・・・山田勅之
書評
  • 濱本真実著『聖なるロシアのイスラーム――17-18世紀タタール人の正教改宗』・・・・・・長縄宣博
学界情報
  • 内陸アジア関係学会・研究会等の活動状況
彙報
 第24号(2009年3月)(在庫切れ)
論文
  • 突厥チョイル碑文再考・・・・・・鈴木宏節
  • モンゴル帝国時代のビリクについて―『集史』の用例の分析から・・・・・・チョクト(朝克図)
  • 「ロブザン=ダンジンの反乱」前後における青海ホシュート部の動向・・・・・・斉光(Ulaanbars)
  • 清代内モンゴルにおける農地所有の実態―乾隆年間から同治年間に至る帰化城トゥメト旗の戸口地を中心に―・・・・・・アラムス
  • 20世紀初頭のクルグズ部族首領権力に関する一考察―シャブダン・ジャンタイの葬送儀式の分析をてがかりとして―・・・・・・秋山徹
研究ノート
  • ウイグル民間歌曲の変容と意識の方向性―ホタン民間歌曲を中心に―・・・・・・鷲尾惟子
調査報告
  • 雲南省麗江に残る仏教壁画―明代麗江土司・木氏とチベット仏教・・・・・・山田勅之
書評
  • 川口琢司著『ティムール帝国支配層の研究』・・・・・・小野浩
  • 松村潤『明清史論考』・・・・・・松浦茂
研究動向
  • 国立情報学研究所(NII)のディジタル・シルクロード・プロジェクトにおける内陸アジア関係資料のデジタル化とその利用について・・・・・・西村陽子
学界情報
  • 内陸アジア関係学会・研究会等の活動状況
彙報
 第23号(2008年3月)(在庫切れ)
論文
  • 唐末五代の代北における沙陀集団の内部構造と代北水運使―「契通墓誌銘」の分析を中心として―・・・・・・西村陽子
  • 東西チャガタイ系諸王家とウイグル人チベット仏教徒―敦煌新発現モンゴル語文書の再検討から―・・・・・・松井太
  • 康煕朝におけるチャンキャ二世ガワン=ロサン=チューデンの北京招請・・・・・・栗本陽子
  • フレーにおける蒙漢混住問題とダムノールチン地区の形成・・・・・・佐藤憲行
  • 日本支配期,内モンゴルにおける「蒙古青年結盟党」の設立と消滅(1938-1941年)・・・・・・額日登巴雅爾(エルドンバヤル)
  • 中華人民共和国成立後の新疆における学校教育の再編―1950-1959年を中心に―・・・・・・リズワン・アブリミティ
史料紹介
  • 中国社会科学院民族学人類学研究所所蔵のチャガタイ語・ペルシア語写本について・・・・・・バフティヤール・イスマーイール(白海提)
  • メフメト・エミーン・エフェンディの『中央アジア紀行』について―概要と史料的価値―・・・・・・佐々木紳
書評
  • 岡洋樹著『清代モンゴル盟旗制度の研究』・・・・・・萩原守
追悼文
  • 「日比野丈夫先生を偲んで」・・・・・・藤善眞澄
学界情報
  • 内陸アジア関係学界・研究会等の活動状況
彙報
 第22号(2007年3月)

論文

  • 蒙文直訳体の展開―「霊巌寺聖旨碑」の事例研究―・・・・・・舩田善之
  • merged Garqu-yin orun(mGo)におけるモンゴルの伝統的歴史観の転換とタイジ・ゴンボジャブ・・・・・・金岡秀郎
  • ベク制度の創設―清朝公文書による東トルキスタン史研究序説―・・・・・・小沼孝博
  • カシュガルにおけるウイグル人の教育運動について(1934-1937)・・・・・・清水由里子     
  • 1945年の内モンゴル人民革命党の復活とその歴史的意義・・・・・・ボルジギン・フスレ(呼斯勒)

書評

  • 白石典之著『チンギス・カン―“蒼き狼”の実像』,『チンギス=カンの考古学』,『モンゴル帝国史の考古学的研究』・・・・・・穴沢咊光
  • 萩原守著『清代モンゴルの裁判と裁判文書』・・・・・・岡洋樹
  • ウィリアム・ウッド著『ヒヴァ・ハン国のタルハン・ヤルリグ集成』・・・・・・塩谷哲史

追悼文

  • 佐口透先生を偲んで・・・・・・堀直

研究動向

  • 中国新疆維吾爾自治区档案館における史料調査・・・・・・小沼孝博,清水由里子,吉田豊子
  • 横浜ユーラシア文化館で開催された内陸アジア関連シンポジウムと企画展について・・・・・・畠山禎

学界情報

  • 内陸アジア関係学会・研究会等の活動状況

彙報

 第21号(2006年3月)

論文

  • モンゴル帝国期におけるジャルリグについて―『モンゴル秘史』に見えるジャルリグとジャサグの関係を中心に―・・・・・・チョクト
  • 清朝の青海支配確立期におけるチョネ(Co ne)領主の役割とその意義―清朝とテボ(The bo)のチベット人との紛争をてがかりにして―・・・・・・伴真一朗
  • 清朝によるカザフへの爵位授与―グバイドゥッラの汗爵辞退の事例(1824年)を中心に―・・・・・・野田仁
  • 現代モンゴル演劇史におけるオペラの誕生―なぜ『悲しみの三座山』が国民的オペラとなったのか―・・・・・・木村 理子

研究ノート

  • 『老乞大』中のモンゴル語と関連する語句に対する解釈について・・・・・・ジョーナスト/舩田 善之 訳・解題
  • モンゴル語訳『万国公法』について・・・・・・橘誠

紀行

  • ジョチ・ウルスの外交関係にかかわる地域を訪ねて―黒海周辺5カ国紀行―・・・・・・岡本和也

動向

  • 最近,海外で開催された注目すべき中央ユーラシア史関係展覧会について・・・・・・中見立夫
  • 中国新疆維吾爾自治区?案館所蔵資料の閲覧について・・・・・・梅村坦

学界情報

  • 内陸アジア関係学会・研究会等の活動状況

彙報

 第20号(2005年3月)

論文

  • 蕭孝恭墓誌よりみた契丹国(遼朝)の姓と婚姻・・・・・・武田和哉
  • 元代華北における僧官の設置形態・・・・・・藤原崇人
  • テュルク系エリートのロシア化とロシア人エリート社会―17世紀末のナルベコフ家系譜を中心に―・・・・・・濱本真実
  • 清朝中期における蒙古旗人の自己認識 ―正藍旗蒙古旗人松?の例を中心に―・・・・・・村上信明

研究ノート

  • 雍正期の皇室外交の二面性 ―果親王のチベット奉使旅行―・・・・・・石濱裕美子

史料紹介

  • 江上波夫氏旧蔵の清代乾隆期のホブドを中心とする一地図について・・・・・・小沼孝博

書評

  • ラグシャンブリン編著『サガン=セチェンの祭祀』・・・・・・井上治
  • ダニエル・ブローワー著『トルキスタンとロシア帝国の宿命』・・・・・・永井朋美

学界情報

  • 内陸アジア関係学会・研究会等の活動状況

彙報

 第19号(2004年3月)

論文

  • モンゴル時代関中における農地開発―涇渠の整備を中心として―・・・・・・井黒忍
  • 「金帳汗国」史の解体―ジュチ裔諸政権史の再構成のために―・・・・・・赤坂恒明

研究ノート

  • 大阪外国語大学におけるモンゴル人教師(1922-1950)・・・・・・内田孝

史料紹介

  • 「祈祷用ヒツジの卜い書」について・・・・・・楊海英

書評

  • 井上治著『ホトクタイ=セチェン=ホンタイジの研究』・・・・・・森川哲雄
  • ミハイル・ホダルコフスキー 著『ロシアの草原フロンティア―植民地帝国の成立1500-1800―』・・・・・・濱本真実

追悼文

  • 神田信夫先生を憶う・・・・・・細谷良夫
 第18号(2003年3月)(在庫切れ)

論文

  • 19世紀カザフ詩人ムラトの作品とその特徴・・・・・・坂井弘紀

研究ノート

  • 帰義軍期チベット語外交文書P.T.1082について・・・・・・石川巌
  • ロシア帝国支配下のクルグズ人社会――請願書に映し出された社会的諸関係とその変貌(19世紀中期から20世紀初頭のセミレーチエ州ピシュペク郡を中心に)――・・・・・・秋山徹

史料紹介

  • 19世紀ハルハ・モンゴル旗社会の統計史料―トシェート・ハン部左翼後旗の“戸口家畜冊”について― ・・・・・・中村篤志

研究動向

  • 江上波夫先生と内陸アジア研究・・・・・・林俊雄
  • 吉田金一先生の業績と露清関係史研究の現状・・・・・・柳澤明
 第17号(2002年3月)

論文

  • 韓国・松広寺所蔵の元代チベット文法旨・・・・・・中村淳・森平雅彦
  • 大元ウルスと高麗仏教―松広寺法旨出現の意義に寄せて―・・・・・・森平雅彦
  • 元朝の中賣寶貨―その意義および南海交易・オルトクとの関わりについて―・・・・・・四日市康博

書評

  • 石濱裕美子著『チベット仏教世界の歴史的研究』・・・・・・玉井陽子
  • 中国新疆維吾尓自治区档案館・日本佛教大学尼雅遺跡学術研究機構編『近代外国探検家新疆考古档案史料』・・・・・・堀直
  • Б.イスマーイロワ著『アミール・ハイダル治世のブハラ・アミール国』・・・・・・木村暁

追悼文

  • 井岡畯一先生の逝去を悼む・・・・・・長沢和俊
 第16号(2001年3月)

論文

  • 敦煌歸義軍節度使曹氏出自攷―ソグド後裔説をめぐって―・・・・・・榮新江(張銘心 ・広中智之訳)
  • 清初八旗における最有力軍団―太祖ヌルハチから摂政王ドルゴンへ―・・・・・・杉山清彦
  • コングラト朝ムハンマド・ラヒーム・ハンの政権について―Firdaws al-Iqb?lによる考察―・・・・・・小前亮
  • 19世紀前半「西北辺疆」における清朝の領域とその収縮・・・・・・小沼孝博

書評

  • 江上波夫著『モンゴル帝国とキリスト教』・・・・・・海老澤哲雄
  • アリー・ムージャーニー,アムリヤズダーン・アリーマルダーン他編『タジキスタン文献遺産研究所ペルシア語写本目録』第1-3巻・・・・・・木村暁

追悼文

  • 萩原淳平先生を悼む・・・・・・若松寛
 第15号(2000年3月)

特別寄稿

  • 『ゲセル』と日欧神話・・・・・・若松寛

論文

  • ?善国に於けるキルメーチとダジャ――カロシュティー文書No.331とNo.39の内容から・・・・・・山本光朗
  • 沙州ウイグル集団と西ウイグル王国・・・・・・森安孝夫
  • 新発見の元訳ulemji degedu torol-un undusunという経典の初歩的研究・・・・・・ションホル(井上治訳)
  • 多民族状況に於けるセレンガ・ブリヤートの親族名称の「体系」について・・・・・・渡邊日日

書評

  • 『アルタン=ハーン伝』研究の新たな成果――『『アルタン=ハーン伝』訳注』について――・・・・・・チョイジ,ボヤンフー(ソーハン・ゲレルト訳)
  • 橋本光寶著 豊山原典研究会監修 窪田新一編『モンゴル冬の旅』・・・・・・原山煌
  • メルウェルト・アブーセイトヴァ著『15-17世紀のカザフスタンと中央アジア:歴史,政治,外交』・・・・・・ 野田仁
  • R.D.マクチェスニー著『中央アジア――変化の基層』・・・・・・小前亮

追悼文

  • 村上正二先生を偲ぶ・・・・・・吉田順一
  • 追悼 外山軍治教授・・・・・・勝藤猛
  • 追悼 伊瀬仙太郎先生・・・・・・堀直
 第14号(1999年3月)

論文

  • 新疆の地方志・・・・・・堀直
  • 遼の斡魯朶の存在形態・・・・・・高井康典行
  • 清初,入関前におけるハン・皇帝とホルチン部首長層の婚姻関係・・・・・・楠木賢道
  • ウンドゥル王と「西夾荒」の開墾問題・・・・・・ボルジギン・ブレンサイン

研究ノート

  • オルダム・パーディシャー聖域について・・・・・・澤田稔

追悼文

  • 追悼 藤枝 晃 先生―西北研究所のまえとあと・・・・・・原山煌
  • 本田實信先生を見送って・・・・・・北川誠一
  • 田村実造先生の思い出・・・・・・若松寛
 第13号

論文

  • モンゴル・シャーマニズムのテングリと叙事詩の主人公の関係について・・・・・・アユーダイン・オチル(岡洋樹訳)
  • 突厥キョリ=チョル考・・・・・・内藤 みどり
  • 古代チベット語 chab srid および chu srid の語義・・・・・・石川巌
  • モンゴル,カラコルム都市遺跡における市街地の変遷・・・・・・白石典之

研究ノート

  • 新疆・ウイグル人の職業別祈祷ハンドブック「リサラ」・・・・・・菅原純

書評

  • G.A.ミハレヴァ著 18世紀から19世紀前半のウズベキスタン―手工業,商業および税・・・・・・河原弥生

学界情報

  • 近刊予定のMedegdekun-i belgetey-e geyigulugci ner-e-tu sastir・・・・・・井上治
 第12号

特別寄稿

  • 楼蘭王国の起源について・・・・・・長澤和俊

論文

  • 『大木文書』の年次についての補論・・・・・・堀直
  • 清代ハルハ=モンゴルの教訓書の一側面―プレヴジャヴ布告文を中心に―・・・・・・岡洋樹
  • カザフの英雄叙事詩にひそむ歴史 ―『エル=タルグン』の歴史背景に関する一考察―・・・・・・坂井弘紀
  • スタインの4回目の新疆入りについて・・・・・・張 力・于 江(孫 羅新 訳)

史料紹介

  • モンゴルの祭祀用絵画について―新発見の八白宮所蔵絵画―・・・・・・ホルチャバートル・楊海英
  • マルチ・メディア紹介―CD-ROM「セランド」・・・・・・濱田英作

書評

  • 中日日中共同尼雅遺跡学術調査報告書 第一巻・・・・・・片山章雄
  • Peter Jackson & David Morgan The Mission of Friar William of Rubruck.・・・・・・宇野伸浩

追悼文

  • 追悼 護雅夫先生・・・・・・梅村坦
 第11号

特別寄稿

  • 中国ムスリム研究の回顧と展望―民族研究所とその遺産―・・・・・・佐口透

論文

  • クーチャー・ホージャの「聖戦」とムスリム諸勢力(1864-65)・・・・・・菅原純
  • トルファン地域文化における“分立”と“統合”―ウイグル族の日常生活と聖墓信仰をめぐって―・・・・・・王 建新

史料紹介

  • スウェーデン所在の東トルキスタン関連資料について・・・・・・新免康
 第10号

特別寄稿

  • 日本における内陸アジア史並びに東西交渉史研究の歩み―イスラム化以前を中心に―・・・・・・森安孝夫

論文

  • チンギス・ハーン祭祀の政治構造・・・・・・楊海英
  • 元代の仏僧チョイジオドセル(〓思吉斡節児)の経歴再考・・・・・・チェー・ヒシクトクトホ(井上治訳)

研究動向

  • 新疆におけるイスラーム研究の基本的状況・・・・・・阿吉・努尓阿吉(梅村坦訳)
  • 新疆における民族研究の現状と展望・・・・・・章瑩(竹内智子訳)

書評

  • アフラール・ムスターロフ校注『アミール・アーリムハーンの回想録』・・・・・・島田志津夫
  • マナシュ・コズバエフ編『アブライ・ハーン,ケネサル―民族解放運動の諸問題』・・・・・・坂井弘紀
  • リュボーフィ・アバーエヴァ著『ブリヤーチアの山岳信仰と仏教―セレンガ・ブリヤートの宗教観念と信仰の展開』・・・・・・渡 日日
 第9号
  • 新疆の日中共同学術調査概報 その2―付北疆遺跡参観報告―・・・・・・長澤和俊
  • トユク石窟・・・・・・大橋一章
  • 元朝中期における西北辺境軍の展開・・・・・・大葉昇一
  • 大秦国の国名について・・・・・・濱田英作
  • トゥルファン漢文文書閲覧雑記・・・・・・荒川正晴
 第7・8合併号
  • 新疆の日中共同学術調査概報―付南疆遺跡参観報告―・・・・・・長澤和俊
  • 考古資料から見たシルクロードの開拓と路線の変遷・・・・・・王炳華
  • 楼蘭考古の新収穫・・・・・・王炳華(荒川正晴訳)
  • 日中共同ミイラ研究の意義・・・・・・櫻井清彦
  • 新疆准〓尓盆地周縁地区出土銅器初探・・・・・・李肖・党 〓
  • 吐魯番・烏魯木斉周辺地域の史跡について・・・・・・荒川正晴
  • モンゴル帝国東部国境の探馬赤軍団・・・・・・松田孝一
 第6号
  • 中央アジア経由の情報伝達・・・・・・佐藤圭四郎
  • 清太祖武皇帝實録と満洲實録・・・・・・松村潤
  • ウイグル文トゥリ文書研究覚書・・・・・・小田壽典
  • 中国現存ウイグル古文書覚書・・・・・・梅村坦
  • ロプ人の歴史と民族誌・・・・・・佐口透
 第5号
  • 王莽時代の河西四郡について・・・・・・日比野丈夫
  • 康煕重修清太宗實録について・・・・・・松村潤
  • 『水経注』のインド地誌について・・・・・・長澤和俊
  • 隋末唐初焉耆王統攷・・・・・・松崎光久
  • 起輦谷与古連勒古・・・・・・ヤー・イリンチン著(小沢重男訳)
  • モンゴル帝国の駅伝制に関する一考察・・・・・・宇野伸浩
  • 「満文俄羅斯档」に見える,ネルチンスク条約原本及び付図に関する記載・・・・・・柳澤明
 第4号
  • ウイグル文契約文書の綜合的研究・・・・・・山田信夫・小田寿典・梅村坦・森安孝夫
  • 中央アジアにおける仏教流伝・・・・・・佐藤圭四郎
  • ラマインゲゲーン考・・・・・・若松寛
  • ロプサン・ダンザン著『アルタン・トプチ』のフランス国立図書館蔵本について・・・・・・吉田順一
  • マルキアヌスの『アラビア海周航記』訳・・・・・・山本弘道
  • メリク・テムルとその勢力・・・・・・松田孝一
 第3号

論説

  • 17世紀中葉のカルマーク族と東トルキスタン・・・・・・若松寛
  • 研究ノートから―『格体全録』残巻―・・・・・・羽田明
  • サラール族史に関する口碑伝承・・・・・・佐口透
  • カザーフ人の遊牧形態そのほか・・・・・・護雅夫
  • 日本人による内蒙古牧畜関係調査報告書五種・・・・・・吉田順一
  • ガンダーラ美術における植物文様・・・・・・林 良一
  • 文様に見る東西文化の交流―伊東忠太と梅田コンコース―・・・・・・井岡〓一
  • 乙卯達梁の倭変について・・・・・・岡本敬二
  • 唐代河西の吐谷渾と墨離・・・・・・荒川正晴

発表要旨

  • 高昌・〓爽政権と緑禾・建平紀年文書・・・・・・白須浄真
 第2号
  • 〓善王国の徴税について・・・・・・長澤和俊
  • 「寒字档漢訳勅書」・・・・・・松村潤
  • 甘英の西使と「イラン南道」・・・・・・山本弘道
  • ナギード(nagid)―古代イスラエルにおける王権の正統性を指示する用語―・・・・・・石田友雄
  • 河西四郡設置年代に関する諸説・・・・・・日比野丈夫
  • モンゴル部族並びにチンギス汗の祖族ボルジギン集団の系譜について・・・・・・村上正二
  • 乾隆期のイスラム教徒サラールについて(序章)・・・・・・伊勢仙太郎
  • 大谷探検隊と『ターリーヒ・ラシーディ』・・・・・・間野英二
 第1号(在庫切れ)

発刊の辞・・・・・・日比野丈夫

論説

  • サリク=ウイグル種族史補考―甘粛への移住年代―・・・・・・佐口透
  • 1330年の雲南遠征余談・・・・・・小田寿典
  • ホショー内における平民の貢租賦役負担―清代ハルハモンゴルの場合―・・・・・・二木博史
  • 亀茲をめぐる唐と西突厥の抗争・・・・・・松崎光久

研究動向

  • 「シルクロードを行く―中国野菜調査隊」を読んで・・・・・・羽田明
  • 日本における近年の中央アジア史研究の成果・・・・・・長澤和俊
  • 『モンゴルの遊牧経済の脆弱性についての覚え書き』を読んで・・・・・・吉田順一
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