内陸アジア史学会

SOCIETY OF INNER ASIAN STUDIES
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過去の大会
  2021年度
  2021年度大会報告

 2021年11月6日(土)に神戸大学を開催校として、内陸アジア史学会2021年度大会がZoom開催されました。

 研究発表
   石川 巌 氏 (公益財団法人中村元東方研究所)
   古代チベットの犠牲鳥とその背景
        ―土着宗教儀礼説話に拠る社会文化史研究への提言―」
   永良 氏 (神戸大学大学院国際文化学研究科博士後期課程)
   「清代道光年間におけるシレート・フレー旗の財政の一側面
        ―ハラチン左翼旗から送られていた穀物の問題―」
   ハダン 氏 (早稲田大学文学研究科博士後期課程)
   「清末民国期漢人移民がチャハル・モンゴル人の社会生活と文化に与えた影響について」
   辻 大和 氏 (横浜国立大学)
   「京城帝国大学蒙疆学術探検隊のみた1930年代後半内モンゴル経済」
   上村 明 氏 (東京外国語大学)
   「清朝による外モンゴルの旗の地図の作成命令とモンゴル人の対応」
                          
 2020年度
 2020年度大会報告

 2020年10月31日(土)に、内陸アジア史学会2020年度大会がZoom開催されました。

 研究発表

   谷川春菜 氏 (早稲田大学大学院修士課程)
   「19世紀後半ハルハ=モンゴルにおけるモンゴル人兵丁の経済活動」
   白那日蘇 氏 (神戸大学大学院博士後期課程)
   「蒙古軍政府成立前後における募兵工作について」
   長瀬篤音 氏 (北海道大学大学院博士後期課程)
   「ティムール朝末期アム川上流域の政治的・宗教的再編 :
      スルターン・マフムード・ミールザーとフサイン・バイカラ・ミールザーの和平交渉を通じて」
   小倉智史 氏 (東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所・助教)
   「16世紀カシミールにおけるリシ伝承の展開」

 公開講演

   坂井弘紀 氏 (和光大学・教授)
   「謎と魅力の英雄叙事詩」
  2019年度
  2019年度大会報告

 11月9日(土)に東北大学片平キャンパスにて2019年度内陸アジア史学会大会を開催いたしました。
   
 研究発表(13:10~16:00)

  1.ハスゴワ(神戸大学・博士課程)
   「オルドスにおける義和団事件―なぜ教会が攻撃されたのか―」
  2.広川佐保(新潟大学)
   「蒙疆政権下における盟とその機能―オラーンチャブ盟を事例に」
  3.長峰博之(小山高専)
   「『テュルク系譜』エディンバラ写本補足のクリミアのハンたちに関する記述について」

 公開講演(16:20~17:20) 共催:東北大学東北アジア研究センター
  古畑徹(金沢大学)
   「北狄としての靺鞨・渤海」

 大会では最新の研究成果による発表・報告が行われ,大会・懇親会ともに盛会のうちに終了いたしました。発表者・講演者の皆様,参加者の皆様,関係者の皆様に感謝申し上げます。
 次回大会は,2020年10月31日(土)に早稲田大学で開催される予定です。
  2018年度
  2018年度大会報告

 11月10日(土)に日本大学にて2018年度内陸アジア史学会大会が開催されました。
 研究発表
 1.鈴木宏節(青山学院女子短期大学・助教)
   「突厥ヒルギシーン=オボー碑文と八世紀前半のハンガイ山脈南麓」
 2.村上智見(日本学術振興会海外特別研究員)
   「カフィル・カラ遺跡出土ゾロアスター木彫板に見られる人物の服飾」
 3.森本創(明治大学・博士後期課程)
   「12~13世紀東部ユーラシアにおける茶流通と境界世界:
    西夏・金・南宋領域下における「青唐遺民」の活動を中心に」
 4.和田大知(早稲田大学・博士後期課程)
   「モンゴル・青海滞在期(1904‐1907)におけるダライ・ ラマ13世の自律外交を支えたブリヤート人の役割について」
 公開講演
  田辺勝美(浜名梱包輸送シルクロード・ミュージアム理事)
   「クシャノ・ササン朝の歴史と美術」
 
 大会では最新の研究成果による発表・報告が行われ,大会・懇親会ともに盛会のうちに終了いたしました。発表者・講演者の皆様,参加者の皆様,関係者の皆様に感謝申し上げます。
  2017年度
  2017年度大会報告

 2017年10月28日(土)に大阪大学豊中キャンパスにて、内陸アジア史学会2017年度大会が開催されました。

 研究発表
   「吐蕃支配下の吐谷渾とその王」   旗手 瞳(大阪大学・博士後期課程)
   「歴史家カーシャーニーの忖度 : :二人の名宰相ラシード・アッディーンとアリーシャーの狭間で」
                           大塚 修(東京大学・助教)
   「トゥメド左旗の文化大革命における「被害」と「名誉回復」――トゥメド左旗農林局の事例――」
                           アリチャ(神戸大学・博士後期課程)

 公開講演
   「Recent trends and new perspectives in the study of the Mongol Empire」
                           KIM Hodong(Seoul National University, Professor)

 大会では最新の研究成果による発表・報告が行われ、大会・懇親会ともに盛会のうちに終了いたしました。発表者・講演者の皆様、参加者の皆様、関係者の皆様に感謝申し上げます。
 また、大会終了後、第8回内陸アジア史学会賞の授与式が行われ、前野利衣氏(東京大学・博士課程)に正賞ならびに副賞が授与されました。受賞論文は「ジノンの地位とその継承過程からみた17世紀ハルハ右翼の三核構造」(第32号掲載)でした。
 2018年度大会は2018年11月10日(土)に、日本大学にて開催される予定です。

  2016年度
  2016年度大会報告
11月5日(土)に駒澤大学にて内陸アジア史学会2016年度大会を開催いたしました。


  研究発表 
   「唐代バクトリア人羅姓墓誌の基礎的考察」
                     福島 恵 (日本学術振興会特別研究員RPD)

   「清代初期のモンゴルにおける男丁隠匿とそれに対する清朝の刑罰
                             ―順治年代の事例を中心に―」
       王 長青 (東京外国語大学大学院総合国際学研究院特別研究員)

   「伊犁通商条約(1851年)の締結過程から見たロシア帝国の対清外交」
                        塩谷 哲史 (筑波大学人文社会系助教)

   「20世紀におけるウイグル知識人の歴史叙述
    ―「テュルク」民族主義者ムハンマド・エミン・ボグラの事例を中心に―」
                      清水 由里子 (中央大学文学部兼任講師)


  公開講演
   「モンゴル帝国史研究の現在」      宇野 伸浩 (広島修道大学教授)

 大会では最新の研究成果による発表・報告が行われました。約80名の皆様にご参加いただき、大会・懇親会ともに盛会のうちに終了いたしました。
 発表者・講演者の皆様、参加者の皆様、関係者の皆様に感謝申し上げます。

 2017年度大会は2017年10月28日(土)に、大阪大学豊中キャンパスにて開催される予定です。
 2015年度 
 2015年度大会報告

10月31日(土)に京都外国語大学にて、内陸アジア史学会2015年度大会を開催いたしました。

研究発表


   甲種本『華夷訳語』にみる明朝の内陸アジア統治理念
      ――洪武朝のモンゴル政策と関連して――
             大谷大学嘱託研究員  伴 真一朗 氏

  ロシア帝国の「イラン・ナショナリスト」アーフンドザーデの
   帰属意識

              京都大学教務補佐 塩野崎 信也 

  『モンゴリン・ソニン・ビチク』新聞の発行の経緯と実態
      ――史料「モンゴル語の新聞発行する件1906-1916
         (ロシア歴史文書館)を手掛かりに――
              京都大学(博士課程
                 ボルジギン・ブレン(布日額) 

  彼らはなぜアルタイを越えたのか?
   ―― 1930年アルタイ・オリアンハイ人の「集団逃亡」について――
          
 東京外国語大学(非常勤講師  上村 明 

公開講演
  モンゴル帝国史の
研究と調査40年     
           大阪国際大学(名誉教授)  松田 孝一 氏

 大会では最新の研究の成果が発表されるとともに活発な質疑応答が行われ、一般の方々も含め約70名の皆様にご参加いただくなど、大変な盛会のうちに終了いたしました。


 大会終了後、第7回内陸アジア史学会賞の授与式が行われ、高木小苗氏(早稲田大学非常勤講師)に正賞(賞状)および副賞(賞金15万円)が授与されました。受賞論文は「フレグのウルスと西征軍」(第29号掲載論文)でした。

 2014年度
2014年度大会報告

10月25日(土)に、東京外国語大学にて、内陸アジア史学会2014年度大会を開催いたしました。
  • 研究発表
    • 17世紀後半ハルハ「ザサクト=ハーン部」の権力構造
             ――ジノンの地位とその継承を中心に――
                      東京大学(博士課程前野利衣
    • On the bilingual correspondences in Qarï čor tegin’s epitaph (Sino-Turkica)
         (唐葛啜王子漢文-突厥文墓誌のバイリンガル対応について)
           國立臺灣大學博士候選人國聖Wu Kuosheng
    • 省制期新疆ムスリム社会における債務弁済
           ――不動産「合法売却」契約の位置づけをめぐって――
               東京外国語大学(非常勤講師菅原純
         
  • 公開講演
    • 近代「モンゴル」、「東三省」における戸口調査資料について
          ――東アジア地域の戸口調査事業展開のなかで――
                  東京外国語大学(教授中見立夫
    • モンゴル人の農耕
                  早稲田大学(名誉教授吉田順一

大会では最新の研究の成果が発表されるとともに活発な質疑応答が行われ、大変な盛会の内に終了いたしました。

 2013年度
2013年度大会報告

11月2日(土)に、龍谷大学にて、内陸アジア史学会2013年度大会を開催いたしました。
  • 公開講演
    • 大澤孝(大阪大学・教授)
      「モンゴル高原における新たな突厥碑文の発見とその意義について―近年におけるモンゴル・日本共同調査プロジェクトの最新成果を中心に―」
    • 承志(Kicengge)(追手門大学・諄教授)
      マンジュ語「吉林九河図」と国境碑

  • 研究発表
    • 山本明志(大阪国際大学・講師)
      「モンゴル時代の中央チベットにおける軍隊と俗官」
    • 塩谷哲史(筑波大学・助教)
      「ハン、企業家、帝国―ラウザーン運河をめぐるロシア=ヒヴァ・ハン国関係の変遷 一八七三―一九 一七年―」

大会では最新の研究の成果が発表されるとともに活発な質疑応答が行われ、大変な盛会の内に終了いたしました。

2012年度
  2012年度大会報告

11月4日(日)に、北海道大学にて、内陸アジア史学会2012年度大会を開催いたしました。
  • 公開講演
    • 荒川正晴(大阪大学・教授)
      「前近代中央アジアの国家と交易」」

  • 研究発表
    • 長峰博之(希望学園北嶺中・高等学校・教諭)
      「カーディル・アリー・ベグとその史書について―ジョチ・ウルス「内部史料」の史料的可能性とその歴史 認識―」
    • 高本康子(北海道大学大学スラブ研究センター・学術研究員)
      「大陸における対「喇嘛教」活動―満洲国興安北省を中心に」
    • 秋山徹(日本学術振興会・特別研究員((財)東洋文庫))
      「ロシア統治下におけるクルグズ首領層の権威―遊牧世界とイスラーム世界のあいだで―」

    大会では最新の研究の成果が発表されるとともに活発な質疑応答が行われ、一般の方々も含め60名以上の皆様にご参加いただくなど、大変な盛会の内に終了いたしました。


    共催:NIHUプログラム イスラーム地域研究東京大学拠点、北海道大学スラブ研究センター

 
 2011年度
  2011年度大会報告

11月12日(土)に、富山大学にて、内陸アジア史学会2011年度大会を開催いたしました。
  • 公開講演
    • 小谷仲男(富山大学・名誉教授)
      「遊牧民族の右臂を断つ理論―中国正史西域伝の訳注序説―」

  • 研究発表
    • 三船温尚(富山大学・教授)
      「アジアの高錫青銅器―鋳造・鍛造・熱処理技術について―」

    • 岩尾一史(神戸市外国語大学・客員研究員)
      「古代チベット支配下敦煌における写経事業とその経費処理」

    • 清水由里子(中央大学・兼任講師)
      「『東トルキスタン史』の叙述傾向と史料的価値について」

大会では最新の研究の成果が発表されるとともに活発な質疑応答が行われ、一般の方々も含め60名の皆様にご参加いただくなど、大変な盛会の内に終了いたしました。


共催:NIHUプログラム イスラーム地域研究東京大学拠点


 
 2010年度
2010年度大会報告

11月13日(土)に、早稲田大学にて、内陸アジア史学会50周年記念公開シンポジウム「内陸アジア史研究の課題と展望」を開催いたしました。

  • 基調講演
    • 森安孝夫(大阪大学・教授)
      「モンゴル時代までの東部内陸アジア史:
                        実証研究から世界史教育の現場へ」

    • 堀川徹(京都外国語大学・教授) 
      「モンゴル時代以降の西部内陸アジア史:
                         実証研究の深化と展開の可能性」
  • パネル報告
    • 林俊雄(創価大学・教授)
      「考古学研究の20年:中央アジア・シベリア・モンゴル」
    • 稲葉穣(京都大学・教授)
      「モンゴル征服以前の西トルキスタン:
                      テュルク・イラン・アラブのフロンティア」
    • 森川哲雄(九州大学・名誉教授)
      「ポストモンゴル時代の北アジア研究について」
    • 小松久男(東京大学・教授)
      「近現代史研究の眺望と課題:イスラーム地域を中心に」
    • 中見立夫(東京外国語大学・教授)
      「近現代モンゴル・チベット・中国東北研究の特質」
  • 総合コメント
    • 桃木至朗(大阪大学・教授
公開シンポジウムでは内陸アジア史研究の具体的な課題と将来への展望が提示されるとともに、活発な議論が行われ、一般の方々も含め200余名の皆様にご参加いただくなど、大変な盛会の内に終了いたしました。


公開シンポジウム終了後、第5回内陸アジア史学会賞の授与式が行われ、小松原ゆり氏(明治大学兼任講師)に正賞(賞状)および副賞(賞金15万円)が授与されました。受賞論文は「18世紀後半期のカロンから見たチベット・清関係」(第25号掲載論文)でした。




 
会場のお忘れ物

 50周年記念公開シンポジウムにご来場くだ
さった方で、お忘れ物(帽子・マフラー・手帳・ペン―右写真を参照)にお心当たりのある方
は、当会までご連絡ください。




 2009年度
 2008年度大会報告

2009年11月14日(土)に、関西大学にて、2009年度内陸アジア史学会大会が開催されました。今大会では、赤木崇敏氏と野田仁氏による研究発表が行われたほか、イスラーム地域研究東京大学拠点と共催で、村岡倫氏と川口琢司氏による公開講演が行われました。
  • 研究発表
    • 赤木崇敏氏(神戸市外国語大学・客員研究員)
      「10世紀敦煌の王統問題」
    • 野田仁氏(早稲田大学イスラーム地域研究機構・研究助手)
      「対清外交文書に見えるカザフの爵位」
  • 公開講演
    • 村岡倫氏(龍谷大学・教授)
      「日本モンゴル共同調査ビチェース・プロジェクトの15年
      ──モンゴル時代の碑文研究・遺跡調査の一端──」
    • 川口琢司氏(東京大学・兼任講師)
      「ティムールの季節移動と首都建設」
大会では最新の研究の成果が発表されるとともに活発な質疑応答が行われ、一般の方々も含め70名の皆様にご参加いただくなど、大変な盛会の内に終了いたしました。




 2009年度大会報告

11月14日(土)に、関西大学にて、2009年度内陸アジア史学会大会を開催いたします。今度の大会は、イスラーム地域研究東京大学拠点との共催となっております。発表者、講演者および題目は下記の通りです。
  • 研究発表(13:00-14:40) 於第一学舎1号館3階A301会議室
    • 赤木崇敏氏(神戸市外国語大学・客員研究員)
      「10世紀敦煌の王統問題」
    • 野田仁氏(早稲田大学イスラーム地域研究機構・研究助手)
      「対清外交文書に見えるカザフの爵位」
  • 公開講演(15:00-17:00) 於第一学舎1号館3階A301会議室
    • 村岡倫氏(龍谷大学・教授)
      「日本モンゴル共同調査ビチェース・プロジェクトの15年
      ──モンゴル時代の碑文研究・遺跡調査の一端──」
    • 川口琢司氏(東京大学・兼任講師)
      「ティムールの季節移動と首都建設」
  • 総会(17:00-17:30) 於第一学舎1号館3階A301会議室
 2008年度
 2008年度大会報告

授賞式
2008年11月8日(土)に、東京大学にて、2008年度内陸アジア史学会大会が開催されました。

今度の大会では、木村暁氏と青木雅浩氏による研究発表が行われたほか、イスラーム地域研究東京大学拠点と共催で、石見清裕氏と濱田正美による公開講演が行われました。

  • 研究発表
    • 木村暁氏(日本学術振興会)「ムッラー・カマールッディーンの弁明書―その史料的性格と可能性について―」
    • 青木雅浩氏(早稲田大学)「1923年のモンゴル・ソ連間の交渉について」
  • 公開講演
    • 石見清裕氏(早稲田大学)「漢文墓誌より見た唐代中国のソグド人」
    • 濱田正美(京都大学)「「中央アジアのイスラーム」再考―その「特殊性」について―」
大会では最新の研究の成果が発表されるとともに活発な質疑応答が行われ、一般の方々も含め100余名の皆様にご参加いただくなど、大変な盛会の内に終了いたしました。

公開講演終了後、第4回内陸アジア史学会賞の授与式が行われ、小沼孝博氏(学習院大学助教)に正賞(賞状)および副賞(賞金15万円)が授与されました。受賞論文は「ベク制度の創設-清朝公文書による東トルキスタン史研究序説」(第22号掲載論文)でした。




 2008年度大会のお知らせ
内陸アジア史学会大会ポスター(PDF)

11月8日(土)に、東京大学にて、2008年度内陸アジア史学会大会を開催いたします。今度の大会は、イスラーム地域研究東京大学拠点との共催となっております。発表者、題目は下記の通りです。
  • 日時:2008年11月8日(土) 13:00-17:30
  • 会場:東京大学本郷キャンパス・法文2号館2番大教室
    • 住所:東京都 文京区本郷7-3-1
    • アクセスマップはこちらをご参照下さい
  • 研究発表(13:00-14:40)
    • 木村暁氏(日本学術振興会)「ムッラー・カマールッディーンの弁明書―その史料的性格と可能性について―」
    • 青木雅浩氏(早稲田大学)「1923年のモンゴル・ソ連間の交渉について」
  • 公開講演(15:00-17:30)
    • 石見清裕氏(早稲田大学)「漢文墓誌より見た唐代中国のソグド人」
    • 濱田正美(京都大学)「「中央アジアのイスラーム」再考―その「特殊性」について―」
 2007年度以前
 2007年度

研究発表:
  • 田先千春(九州大学)「古代ウイグル語文献から見た通貨棉布の規格について」
  • リズワン・アブリミティ「中華人民共和国成立後の新疆における学校教育の再編」
公開講演
  • 高濱秀(金沢大学)「モンゴル青銅器時代の遺跡」
  • 森川哲雄(九州大学)「モンゴル年代記をめぐって」


 2006年度

研究発表:
  • 藤原崇人「契丹(遼)時代の菩薩戒思想と『戒本』」
  • 舩田善之(九州大学)「霊巌寺聖旨碑にみえる蒙文直訳体定型化の過渡期――元代文書行政システムの展開の一齣――」
公開講演
  • 入澤崇(龍谷大学)「ヒンドゥークシュ周辺における仏教の拡がり」
  • 澤田稔(富山大学)「フェルガナ盆地のイスラーム聖地をめぐって」


 2005年度

研究発表:
  • 河原弥生(日本学術振興会)「カシュガル・ホージャ家アーファーク統の活動に関する一考察――聖者伝に見るホージャ・ハサンの生涯と活動――」
  • 高井康典行(早稲田大学)「遼朝における科挙開始をめぐって」
公開講演
  • 萩原守(神戸大学)「清代モンゴルの裁判文書書式とその起源」
  • 加藤直人(日本大学)「清朝の資料と史跡をもとめて」


 2004年度

研究発表:
  • 森部豊(学習院大学)「河朔三鎮とソグド系武人――特に魏博を中心として――」
  • 吉田世津子(四国学院大学)「行政の祝典、人びとの祝日――北クルグズスタン(キルギス)一村落におけるノールズ復興の政治的・文化的・社会的脈絡――」
公開講演
  • 稲葉穣(京都大学人文科学研究所)「玄奘の辿った道――7-8世紀アフガニスタン史の課題――」
  • 松川節(大谷大学文学部)「近十年来モンゴル関係碑文・遺蹟調査の成果と展望」


 2003年度

研究発表:
  • 中村篤志(山形大学)「清代モンゴル社会におけるタイジの属民所有」
  • 菅原純(青山学院大学(非常勤))「十九世紀ホタン蜂起の記憶とその継承に関する一考察」
公開講演
  • 宇山智彦(北海道大学スラブ研究センター)「中央アジア近代史研究の新しい可能性――文書館史料の世界から――」
  • 吉田豊(神戸市外国語大学)「モンゴル高原のソグド語碑文について」


 2002年度

研究発表:
  • 坂尻彰宏(大阪大学)「帰義軍時代のチベット文訴訟文書――多言語社会の文書処理システム――」
  • チンゲル(早稲田大学)「オイラト・モンゴルの青海、チベット進出――とくにその政治的側面について――」
公開講演
  • 堀直(甲南大学)「中央アジアのオアシスについて」
  • 杉村棟(龍谷大学)「トプカプ宮殿博物館所蔵の画帖にみる東西文化の交流」


 2001年度

研究発表:
  • 会田理人(北海道大学)「十七世紀におけるアストラハン朝の対ロシア・インド交易」
  • 深見奈緒子(東京大学東洋文化研究所)「ティムール帝国の建築文化」
公開講演
  • 大稔哲也(九州大学)「イブン・リドワーンの見た「エジプト」――11世紀のエジプト人医師による医療風土論――」
  • 家島彦一(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)「13・14世紀における遊牧・海洋型文化の拡大と交流」


 2000年度

研究発表:
  • 磯貝健一(日本学術振興会)「ブハラのワクフ文書にみえる結尾文言について」
  • 乙坂智子(横浜市立大学)「奇跡の記述――マルコ=ポーロの書に描かれたチベット仏教僧――」
公開講演
  • 石橋崇雄(国士舘大学)「多民族国家清朝の支配構造をめぐって」
  • 松田孝一(大阪国際大学)「モンゴル国におけるモンゴル帝国史蹟の現状――1996-1998年モンゴル科学アカデミーとの共同調査から――」


 1999年度

研究発表:
  • 赤坂恒明(早稲田大学)「系譜史料におけるジュチの諸子に関する記載」
  • 松長昭(文教女子大学)「イディル・ウラル・トルコ・タタール文化協会と極東のタタール人」
公開講演
  • 田辺勝美(金沢大学)「オクサスの虎――クシャノ・ササン朝美術の一側面――」
  • 小山皓一郎(北海道大学)「トルコ英雄叙事詩の系譜」


 1998年度

研究発表:
  • 田辺真実(京都大学)「『カザンハン国史』の虚構性と史料的価値」
  • 坂尻章宏(大阪大学)「沙州帰義軍政権と牧畜――家畜徴収文書の検討――」
  • 石濱裕美子(早稲田大学)「モンゴル情勢から解析した1653年のダライラマ5世の北京訪問――第一歴史档案館所蔵『蒙文老档』を用いて――」
公開講演
  • 北川誠一(東北大学)「モンゴル帝国とイスラム」
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