内陸アジア史学会

SOCIETY OF INNER ASIAN STUDIES
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 2022年度

2022年6月29日:
「武人たちのユーラシア第3回オンライン研究会のご案内」

【主催】科学研究費補助金基盤(A)「前近代ユーラシア世界における広域諸帝国の総合的研究:移動する軍事力と政治社会」(研究代表者:杉山清彦・東京大学教授)

【連続オンラインワークショップ(全3回)】
「武人たちのユーラシア──越境・征服・統合──」
《第3回:「“テュルク/ソグド・インパクト”の東西」》

日 時 :7月9日(土) 13:30-17:00
開催方式:オンライン方式(Zoom)
参加方法:事前申し込み制

 =申込URL https://forms.gle/bPknAp1H37TP33Ev7
    (申込締切:7月7日(木)
     申し込まれた方に、事前に参加URL・報告資料URLを電子メールで通知します。

〈プログラム〉
13:30-13:40  趣旨説明
13:40-14:20 山下 将司(日本女子大学)
  「契?と朱邪 ――唐帝国を支えた「羈縻州」首領たち」
14:30-15:10 鈴木 宏節(神戸女子大学)
  「阿史那思摩 ――隋唐帝国に翻弄されたテュルク武人」

15:10-15:50 清水 和裕(九州大学)
  「アシュナースとアフシーン――ビザンツ帝国にジハードをするテュルク武人とソグド武人」

16:00-16:20 コメント
        山内 晋次(神戸女子大学)

16:20-17:00  討 論

〈趣 旨〉
 前近代のユーラシアで継起し、広域・多様な地域・集団を統合した「帝国」。その形成・運営の担い手たる「武人」すなわち軍事エリート・武力集団はどのような存在であり、彼らと王権・政治社会との関係は、いかなるものであったか。このワークショップでは、さまざまな時代でユーラシアの東西を横断的に捉え、武人の姿を比較検討する。
第3回は、遊牧民のテュルクと商業民のソグドとが、混淆しながら活動領域を広げていった 7-9世紀に焦点を当て、移動する武人たちが唐・アッバース両帝国を巻き込んでユーラシアの東西を揺さぶるさまを追う。

【案内ページ】
https://www.c.u-tokyo.ac.jp/info/news/events/20220628110000.html
【問合せ先】bujinws◎gmail.com (◎を@に変更してください)

※当研究会のフライヤーは、こちらよりダウンロードできます。



2022年5月31日:
《公開研究会のご案内

【主催】科学研究費補助金基盤(A)「前近代ユーラシア世界における広域諸帝国の総合的研究:移動する軍事力と政治社会」(研究代表者:杉山清彦・東京大学教授)

【連続オンラインワークショップ(全3回)】
「武人たちのユーラシア──越境・征服・統合──」
《第2回:「“武”の多様性──動乱と征服の時代」》

日 時 :6月11日(土) 13:30-17:00
開催方式:オンライン方式(Zoom)
参加方法:事前申し込み制

 =申込URL https://forms.gle/y9bvXATqF9bNMNG88

申込締切:6月9日(木)
申し込まれた方に、事前に参加URL・報告資料URLを電子メールで通知します。

〈プログラム〉
13:30-13:40  趣旨説明
13:40-14:20 柳谷 あゆみ(公益財団法人東洋文庫)
        「ザンギー朝を支え/奪う武人たち──アリー・クーチェクとシールクーフ」
14:30-15:10 伊藤 一馬(大阪大学)
        「北宋の軍事と武人たち」
15:10-15:50 舩田 善之(広島大学)
        「モンゴル帝国の南宋遠征軍を率いた武人たち」
16:00-16:20 コメント
        三田 昌彦(名古屋大学)
16:20-17:00  討 論

〈趣 旨〉
前近代のユーラシアで継起し、広域・多様な地域・集団を統合した「帝国」。その形成・運営の担い手たる「武人」すなわち軍事エリート・武力集団はどのような存在であり、彼らと王権・政治社会との関係は、いかなるものであったか。このワークショップでは、さまざまな時代でユーラシアの東西を横断的に捉え、武人の姿を比較検討する。
第2回は、トルコ系・モンゴル系の軍事勢力の活動がユーラシア各地で展開し、やがてモンゴル帝国の大征服に至る11-13世紀に焦点を当て、越境する武人たち、それと向き合う武人たちの軌跡をたどりたい。

【案内ページ】
https://www.c.u-tokyo.ac.jp/info/news/events/20220530100000.html
【問合せ先】bujinws@gmail.com

※本公開研究会のフライヤーは、こちらからダウンロードできます。



2022年4月:《公開研究会のご案内

【主催】科学研究費補助金基盤(A)「前近代ユーラシア世界における広域諸帝国の総合的研究:移動する軍事力と政治社会」(研究代表者:杉山清彦・東京大学教授)

【連続オンラインワークショップ(全3回)】
「武人たちのユーラシア──越境・征服・統合──」

《第1回:「帝国を統べる武人たち」》

日 時:5月7日(土) 13:30-17:00
開催方式:オンライン方式(Zoom)

参加方法:事前申し込み制=申込URL 
(申込締切:5月5日(木))
申し込まれた方に、事前に参加URL・報告資料URLを電子メールで通知します。

〈プログラム〉
13:30-13:40  趣旨説明
13:40-14:20 前田 弘毅(東京都立大学)
        「サファヴィー帝国の「奴隷軍人」──二人のグルジア武人の生涯から」
14:30-15:10 真下 裕之(神戸大学)
        「ムガル帝国の武人たち──マンサブダールという生き方」
15:10-15:50 杉山 清彦(東京大学)
        「八旗制下のマンジュ旗人と王権──大清帝国を築いた武人の家」
16:00-16:20 コメント
        鈴木 直志(中央大学)
16:20-17:00  討 論

〈趣 旨〉
前近代のユーラシアで継起し、広域・多様な地域・集団を統合した「帝国」。その形成・運営の担い手たる「武人」すなわち軍事エリート・武力集団はどのような存在であり、彼らと王権・政治社会との関係は、いかなるものであったか。このワークショップでは、さまざまな時代でユーラシアの東西を横断的に捉え、武人の姿を比較検討する。
第1回は、16-17世紀に〈武〉を原動力として巨大統合と長期支配を現出したサファヴィー・ムガル・大清の三帝国を取り上げ、従来の研究分野の壁をこえて「帝国を築き、動かす武人たち」の諸相を見渡したい。

【問合せ先】bujinws◎gmail.com (◎を@に変更してください。)

※公開研究会のフライヤーをこちらからダウンロードできます。


 2012年度
2012年12月24日(月) 東洋文庫ミュージアム企画展記念公開講座のご案内

  1月から2月にかけて、企画展「もっと北の国から?北方アジア探検史?」を皆様により深く楽しんでいただくために、東洋文庫ミュージアム企画展記念公開講座 を開催いたします。講座は全7回の予定です。いずれかひとつの講座に参加していただいても構いませんし、もちろん7回の講座すべてに参加していただいても 大歓迎です!!
 19世紀のロシアの詩人フョードル・イヴァーノヴィチ・チュッチェフが「頭でロシアはわからない」という言葉を残したように、皆さまにとってロシアをはじめとする北方アジアの世界とは、独特の雰囲気をもったなかなかなじみにくい世界なのかもしれませんね。そこでこのたびの講座では、歴史や文学、政治を専門とする第一線の著名な研究者をお招きしまして、そのユニークで興味深いお話の数々から、皆様には北方アジアの歴史と文化を心で親しんでいただきたいと思います。
 独特の気質と文化をもつ「もっと北の国々」の世界をぜひ心で感じ取ってみてください。

※変更・追加等ございますので、詳細はホームページもしくはお電話にてお問い合わせください。各回とも事前のお申し込みが必要です。定員に達し次第、お申込みは締め切らせていただきます。あしからずご了承ください。

■ 第1回 : 1月26日(土)
<タイトル>
『幕末日露関係史の最前線:もっと北の国から日本への熱き視線!』

@14時00分―15時00分:
保谷徹(東京大学史料編纂所教授、同副所長)
「19世紀初頭の日本・ロシア・カラフト:ロシア所在日本関係史料の調査と研究」

■ 第2回 : 1月27日(日)
<タイトル>
『もっと知ろう、もっと北の国T:帝政ロシアの実像』
【北海道大学スラブ研究センター、人間文化研究機構プログラム イスラーム地域研究・現代中国地域研究 東洋文庫拠点共催】

@14時00分―15時00分:
越野剛(北海道大学スラブ研究センター助教)

「ナポレオンのモスクワ遠征とロシア・イメージの変容」

A15時00分―16時00分:
松里公孝(北海道大学スラブ研究センター教授)
「総督制を通じたロシア帝国の統合:西における民族操作、東における空間操作」

B16時00分―17時00分:
ディスカッション

司会:牧野元紀(東洋文庫普及展示部主幹研究員)

■    第3回: 2月10日(日)
<タイトル>
『もっと北の国の音楽:魅惑のバラライカ』
【東京芸術大学共催】

@14時00分―15時00分:
森田稔(宮城教育大学名誉教授)
「バラライカはロシアの伝統楽器か?」

A15時00分―16時00分:
マキシム・クリコフ(東京藝術大学音楽研究センター教育研究助手)
「ロシアの民族音楽とバラライカの魅力」(レクチャーと演奏)

司会:牧野元紀(東洋文庫普及展示部主幹研究員)

■ 第4回 : 2月16日(土)
<タイトル>
『もっと知ろう、もっと北の国U:中央アジアからのまなざし』
【北海道大学スラブ研究センター、人間文化研究機構プログラム イスラーム地域研究・現代中国地域研究 東洋文庫拠点共催】

@ 14時00分―15時00分:
野田仁(早稲田大学イスラーム地域研究機構次席研究員)
「中央アジアと東西の帝国:ロシアからの視線と中国からの視線」

A 15時00分―16時00分:
宇山智彦(北海道大学スラブ研究センター教授)
「中央アジアから「北の国」へのまなざし:近代知識人のロシア観を手がかりに」

B 16時00分―17時00分:
ディスカッション

司会:徳原靖浩(人間文化研究機構プログラム イスラーム地域研究 東洋文庫拠点研究員)


■ 第5回 : 2月17日(日)
<タイトル>
『もっと知ろう、もっと北の国V:北海道とサハリン』
【北海道大学スラブ研究センター、人間文化研究機構プログラム イスラーム地域研究・現代中国地域研究 東洋文庫拠点共催、学習院大学史料館後援】

@14時00分―15時00分:
谷本晃久(北海道大学大学院文学研究科・文学部准教授)
「19世紀のアイヌ社会と蝦夷地・北海道」

A 15時00分―16時00分:
兎内勇津流(北海道大学スラブ研究センター准教授)
「19世紀のサハリン」

B 16時00分―17時00分:
ディスカッション

司会:牧野元紀(東洋文庫普及展示部主幹研究員)


■ 第6回 : 2月23日(土)
<タイトル>
『ロシアの正教、正教のロシア:頭でロシアはわからない、心で親しむ歴史と文化』

@14時00分―14時45分:
井上まどか(清泉女子大学文学部専任講師)
「正教会における祈り:チェルノブイリとイコン」

A14時45分―15時30分:
下斗米伸夫(法政大学法学部教授)
「古儀式派とロシア政治:日露戦争からソ連崩壊まで」

B15時30分―16時15分:
亀山郁夫(東京外国語大学学長)
「ロシア文学における正教と異端派」

休憩 16時15分―16時30分

C16時30分―17時30分
ディスカッション

司会:平野健一郎(東洋文庫普及展示部長)


■ 第7回 : 2月24日(日)
<タイトル>
『もっと知ろう、もっと北の国IV:せめぎ合う二つの大国』
【北海道大学スラブ研究センター、人間文化研究機構プログラム イスラーム地域研究・現代中国地域研究 東洋文庫拠点共催】

@ 14時00分―15時00分:
柳澤明(早稲田大学文学学術院教授)
「北京からサンクト・ペテルブルクへ:清朝の遣ロシア使節をめぐって」

A 15時00分―16時00分:
岩下明裕(北海道大学スラブ研究センター教授)

「ロシアと中国:境界問題の歴史と現在」

B 16時00分―17時00分:
ディスカッション

司会:相原佳之(人間文化研究機構プログラム 現代中国地域研究 東洋文庫拠点研究員)


【開催場所】
東洋文庫2階講演室(全6回共通)

【参加要領】
参加費無料(第2回、第4回、第5回、第7回)・事前申し込み制

※第1回(1月26日)・第3回(2月10日)・第6回(2月23日)はミュージアムへのご入場を経てのご参加となります。あらかじめご了承のうえお申込みください。

【お申込み方法】
@ご住所Aお名前Bお電話番号C参加を希望される日程と講座タイトルDお持ちの方はメールアドレスをご記入のうえ、下記【お問合せ先】まで往復ハガキ、もしくはメールにてお申込みください。折り返しご連絡を差し上げます。

【お問合せ先】
〒113-0021 東京都文京区本駒込2?28?21
財団法人東洋文庫ミュージアム
E-mail: museum(a)toyo-bunko.or.jp  ※(a)を@に変えて下さい。
電話: 03?3942?0280

※開始30分前より開場致します。お席に空きがある場合に限り、当日のお申し込みを受け付けます。


 2012年10月25日(木) 北海道中央ユーラシア研究会第102回例会のお知らせ
北海道中央ユーラシア研究会第102回例会

題目:『 コーカサスと中央アジアの人間形成:発達文化の比較教育研究』 (明石書店、2012年)合評会
著者:関啓子(一橋大学名誉教授)

評者1:村知稔三(青山学院女子短期大学教授)「教育学・教育史の視点から」
評者2:参加者「地域史の視点から」
   (*できるだけ多くの参加者からのコメントをお願いします)

日時:2012年11月24日(土) 16:00?
場所:北海道大学スラブ研究センター小会議室401


□2012年7月28日更新

**************
北海道中央ユーラシア研究会第101回例会

報告者:寺尾萌 (首都大学東京大学院人文科学研究科・博士前期課程)
報告題目:「現代モンゴルにおける民族音楽研究の現状と課題
―生成/消滅の語りと「創作歌謡」の位置づけをめぐって―」
討論者:後藤正憲(北海道大学スラブ研究センター・助教)

日時:2012年8月25日(土) 16:00?
場所:北海道大学スラブ研究センター小会議室401

共催:科学研究費基盤B「近代化とグローバル化 の文脈における比較帝国史」
***************
皆さまのご参加をお待ちしております。


 2008年度
 広島県立歴史博物館平成20年企画展「広島発 はるかなるシルクロード」のお知らせ

企画展のチラシはこちらからダウンロードできます
7月11日(金)から8月24日(日)にかけて、広島県立歴史博物館において、平成20年企画展「広島発 はるかなるシルクロード」が下記の要領で開催されます。。
  • 日時:2008年7月11日(金)〜8月24日(日)
  • 会場:広島県立歴史博物館
  • 趣旨:
    古来、日本とも関わりの深いシルクロードの歴史・文化は、多くの人々に親しまれ、かつ、関心の高いテーマです。「正倉院はシルクロードの終着駅」と言われますが、広島県内にもシルクロードと関わりのある有形・無形の文化財が数多く存在しています。本展では、シルクロードからひろしまにもたらされたもの、ひろしまからシルクロードを目指した先人たちの足跡、広島県内に見られるシルクロードの歴史や文化に関わりの深い資料などをとおして、はるかなるシルクロードへの思いを広島から発信します。
*この企画展は、本会も後援を行っております。詳しくは広島県立歴史博物館のサイトをご覧下さい。 
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